だれでも基本的に無料で使える、WordPress(ワードプレス)。
さまざまなテーマ(テンプレート)がありますが、有料で販売されているテーマはさすがにクオリティが高いものが多い。
デザインが優れていたり、普通はプラグインを入れたりコードを書いて導入するような様々な機能が最初から入っていたり……とさすがの充実度。
価格はだいたい数千円〜約1万円ほどですが、うまく利用すればそれ以上の価値は十分にあります。
出費があることを考えると、有料WordPressテーマはある程度ブログを運営していてそろそろステップアップしたい人、あるいは気合いを入れて運営したい人向け。
アフィリエイトサイトを作りたい人に特におすすめなテーマも。
この記事では、私が実際にテーマ変更を検討したときに調べた内容をもとに、アフィリエイトにもおすすめの有料WordPressテーマ(テンプレート)を選びました!
SANGO(サンゴ)
私が運営しているサイトに使っているのは、SANGO(サンゴ)というワードプレステーマ。
価格は14,800円です。
特徴は、Googleマテリアルデザインに準拠した居心地の良いフラットデザイン。
基本的なSEO対策も当然のように施されているほか、関連記事リンクやボックス、見出し、箇条書きなど装飾やショートコードも豊富。
1. つい長居したくなる、居心地の良いデザイン
2. 100%レスポンシブ
3. マテリアルデザインを大部分に採用
4. 心地の良いアニメーション
5. 内部SEO対策施策済み
6. 自分好みのサイトカラーに
7. 30種類以上の見出し
8. 30種類以上のボタン
9. 30種類以上のボックスデザイン
10. 20種類以上の箇条書き
11. 記事を華やかにするショートコード
12. ヘッダーアイキャッチで大胆なトップページに
13. 押したくなるフォローボックス
14. 記事下に表示される関連記事
15. 「この記事を書いた人」簡単挿入
16. おすすめ記事を記事下に簡単挿入
17. 人気記事ウィジェットをプラグインなしで実装
18. 記事一覧レイアウトは2種類から選択可能
19. モバイル用フッター固定メニューを簡単に設置可能
20. 関連記事のデザインパターンは3種類以上
21. レビュー用ボックスを挿入可能
22. ヘッダー下にお知らせ欄を設置可能
23. 目次プラグインTOC+のデザイン設定済
24. カエレバのデザイン設定済み
WordPressテーマ「SANGO」24の魅力 | SANGO
開発者本人もデザインブログ「サルワカ」を運営しているほか、ユーザーが多いので検索してみればカスタマイズ情報がたくさん見つかります。
最近ではWordPressの変化にあわせてブロックエディタに完全に軸足を移してしまったのが、個人的にはちょっと残念。
(いまだにコードで記事を書いているので。。。)
ですが、有料テーマとしてこれほど優秀かつアップデートも継続的に行われているテーマは、他にはそうそうありません。
SWELL(スウェル)
SANGOと並んでブロガー界隈(?)で人気なのが、SWELL(スウェル)というテーマ。
価格は17,600円。
WordPressのブロックテーマに完全対応しており、現在まで4年以上のあいだ機能追加・改善をつづけているとのこと。
開発者の了さんもX(旧Twitter)で継続的に情報発信しており、その点でも信頼がおけそうです。
カスタムブロックを豊富に備えているので、初心者でもポチポチするだけである程度のデザインや機能が使えてしまう。
人気も納得の有料WordPressテーマです。
TCDテーマ
多くのWordPressテーマを販売している、TCD(ティーシーディー)。
デザインプラスという会社さんが運営しているようです。
2024年8月時点で80を超えるテーマがあり、ブログ向きのテンプレートのほか女性向け、企業向け、レストランやサロン向け、さらには弁護士など士業、スポーツジム向けといったややマニアックなものもあり、豊富な品揃え。
個人ブログ用テーマとしておすすめなのは、例えば「MAG(12,078円)」というテンプレート。
シンプルでスタイリッシュな見た目でありながら、レイアウト・テーマカラー変更やマネタイズ、あらゆる要素の表示/非表示、SNSや役立つタグなどの機能をしっかり詰め込んであります。
公式ページから、MAGの機能一覧を抜粋しておきます。
レスポンシブWEB対応(タブレット・ミニタブレット・スマホ)
モバイルファースト
スマホ専用フッターバー
レスポンシブデザインの解除設定(非レスポンシブにも対応)
レイアウト変更機能(2カラム左・右、3カラム両サイド・右2列)
ロゴアップロード機能(PC用・スマホ用)
ヘッダーバーの追従表示・固定表示の選択機能
絵文字関連の読み込み設定(不要なJavascriptを読み込まずにページの表示速度を改善)
3タイプのオンマウス画像のエフェクトの選択機能
ツイッター・Facebookアカウント設定機能
ツイッター・Facebook OGP機能
カスタムCSS
広告スペース管理機能(アップロード・入替え)
オリジナルSNSボタン(Twitter、FACEBOOK、Google+、はてなブックマーク、Pocket、feedly、Pinit)
オリジナルウィジェット「Googleカスタム検索」
オリジナルウィジェット「デザインされた記事一覧1,2(アイキャッチ付き記事一覧)」
オリジナルウィジェット「広告(ランダム広告)」
オリジナルウィジェット「広告(追尾型広告)」
オリジナルウィジェット「ユーザープロフィール」
オリジナルウィジェット「カテゴリー(アコーディオンメニュー)」
オリジナルクイックタグ対応
一括で配色を変更できるカスタムカラー機能(メイン・第2,第3のカラー)
登録済のアイキャッチ画像のサイズを一括調整(regenerate thumbnails)
多言語対応(日本語、英語)
関連記事一覧表示
各種要素ごとのフォントサイズ変更機能(見出し、本文)
1カラムVerの固定ページ
「meta title」「meta description」を投稿ページごとに設定できるSEO強化機能
日付・カテゴリ・タグ・投稿者名・コメント・ソーシャルボタンの表示選択機能
WordPressテーマ「MAG (tcd036)」 | ワードプレステーマTCD
他に私がざっと見た限りでは、「ZERO(15,180円)」あたりがブログ向きかと思います。
テーマは随時新しいものが追加されているので、どんなサイトをつくりたい人でもきっと気に入るテーマがあるはず。
様々なニーズに応えるテーマが並んでいるので、有料WordPressテーマを探す上では必ずチェックしておきたいサイトの1つです。
OPENCAGE(オープンケージ)
3種類のWordPressテーマを販売しているのが、「OPENCAGE(オープンケージ)」。
モバイルファーストで設計された、誰が使っても美しいテーマ「アルバトロス(7,980円)」、
※ブロックエディタ非対応、クラシックエディタのみ対応
とにかくシンプルに、見せたいところはアニメーションで目立たせられる「ハミングバード(7,980円)」、
※ブロックエディタ非対応、クラシックエディタのみ対応
これら2つのテーマを踏まえ、さらにモバイルファーストと使用感にこだわって作られた「ストーク(11,000円)」の3種類のテーマがあります。
OPENCAGEテーマの特徴は、なんといってもその完成されたデザインでしょう。
男女ともに使いやすい飽きのこないデザインなので、どのようなテーマのブログにも使いやすい。
もちろん、機能面も充実しています。例えばアルバトロスだと、主な機能は以下の通り。
モバイルファースト
美しいデザイン
便利なウィジェット機能
ショートコードを標準装備
ランディングページ作成機能
SNSボタン標準装備
スライドショー簡単設置
テーマカラー変更
WordPressテーマ「アルバトロス」
ちなみに私も、SANGOを使う前は、私もこのオープンケージの「アルバトロス」を使っていました。
他にも魅力的なテーマはたくさんあったのですが、デザインがそれまでのものと大きく変わらず変更しやすかったこと、必要な機能が揃っていたことが理由。
DigiPress(デジプレス)
タイプの異なる12の有料テーマを販売しているのが「DigiPress(デジプレス)」。
写真を目立たせたい人向けのテーマ、カフェ向き、美容室向きなどさまざまなテーマがある中で、一番ブログに向きそうなのは「COLORS(6,280円)」でしょうか。
カラフルな配色は、ジャンルが多岐に渡りがちな雑記ブログにも向きそうです。
もちろん、機能も見る限り申し分なし。主なものを以下に挙げておきます。
配色カスタマイズ
SNSシェアボタン
豊富なアイコンフォント
モバイル専用テーマ
パンくずリスト
12種のオリジナルウィジェット
豊富なショートコード
Facebook OGP、Twitter Card対応
構造化データ自動出力
WordPressテーマ「COLORS」 | WordPressテーマ/DigiPress
LIQUID PRESS(リキッドプレス)
7つのレスポンシブWordPressテーマを販売している「LIQUID PRESS(リキッドプレス)」。
無料テーマ「LIQUID LIGHT」を公開しているのもこのサイトです。
サポートなしなら無料で使えるLIQUID LIGHTに対し、有料でブログ用により力を発揮しそうなのは「LIQUID MAGAZINE(8,900円)」、
そして「LIQUID INSIGHT(8,900円)」。
ベースはかなりシンプルな外観ですが、カラーカスタマイザーで好きな配色に変更可能。
その他、SEO対策やSNS連携なども充実しています。
レスポンシブプラス(PC表示切り替え可)
簡単カスタマイズ
コンテンツ分析(β版)ツール
SNSボタン
Facebook OGP、Twitter Card対応
オリジナルウィジェット
画像スライドショー
など
オウンドメディア構築用WordPressテーマ | LIQUID PRESS
⇒ LIQUID PRESSのWordPressテーマをチェックする
AFFINGER(アフィンガー)
もう1つ、こちらもガチのアフィリエイターさんが作ったアフィリエイト向けテーマ「AFFINGER」。
ベースのデザインはシンプルで、色やレイアウト等はあらかじめ複数用意されたものの中から選択可能。
アフィリエイトに特化しており、そのためのSEO対策や便利機能が満載です。その中の一部は以下の通り。
管理画面(カスタマイザー)でカラーやレイアウトを簡単に変更
記事がサクサクかける豊富なクイックタグを標準装備
SEO対策に必要な機能が標準装備(ページ毎のindexやメタの設定など)
スマートフォン、タブレットでも見やすいレスポンシブ
アドセンス広告もアフィリエイト広告やランキングも簡単に作成可能
豊富なウィジェットでオリジナルのボタンやお知らせなどを任意の場所に
その他、「おすすめ記事一覧」「YouTube背景機能」など魅力的な機能が盛りだくさん!
NEW通常検索でのAMP対応
NEW会話風ふきだし機能
お気に入りのWordPressテーマをえらぼう
今回挙げたテーマは、有料だけあってSEO対策(※テーマごとに違いがあるので要確認)、SNS連携などといったベーシックな機能はいずれも実装済み。
どれを選ぶか迷ってしまいますが、自分にとって外せない機能が全て備わっているかがまず重要。
そこでも差がないようならあとはデザインの好み、カスタマイズ機能や公式サイトのヘルプが充実しているか、あるいは販売会社がちゃんとしてそうか評判を調べたり……などといった基準で選ぶといいでしょう。