ブログ名のつけ方のポイントを、ブログ歴15年のブロガー視点から解説します

ブログ名のつけ方のポイント

いざブログをつくろうと思ったときに、最初につまづくのはブログ名をどうするか問題

自分の名前から取るか、好きな物事の名称から取るか、はたまた別の名前にするか。


ブログ歴15年の私の知識と経験から、ブログ名を決めるときに考えておきたいポイントをまとめました。

ブログ名をつけるときのポイント3つ

以下の3つのポイントの両方あるいはどちらかでも良いので満たしておくことで、その後のブログ運営に好影響があるのは間違いありません。

① 短く覚えやすい(もしくは短く略せる)

短く覚えやすいブログ名にしておくことで、少ない訪問回数で読者の方に覚えてもらいやすいメリットがあります。

呼びやすいので、たとえば友人に「こんな面白いブログがあったよ」と紹介するときにも有利。


たとえば、Apple系の人気ブログgori.meは「ゴリミー」と短く覚えやすい。

ガジェット系のブログ「マクリン」。なんとなく優しそうなイラストも含めて記憶に残りやすい。

2003年からつづく老舗ブログ「ネタフル」もそうですね。

② ブログ名からコンテンツが想像しやすい

どんな記事があるのかをブログ名から想像できれば、そのジャンルの記事を読みたい人が自然とやって来てくれます。

たとえば検索結果で、SNSでブログ名が出るたびに集客のチャンスが増えるので、何ら関係ない名前をつけるよりも大きくメリットがある。


たとえば「ガジェマガ」。ガジェットについて書かれたブログなんだなと名前を聞いただけでわかる。

もっとストレートなタイプが「山と温泉のきろく」。山や温泉が好きなら、このブログ名を聞いただけでまず間違いなく読みに来るでしょう。

③ 愛着が持てる、自分にとって好きになれることが最重要

①②のポイントは、満たしていると間違いなくブログ運営に有利に働きますが、絶対ではない。

では絶対必要な3つ目のポイントは何かというと、自分にとって愛着が持てる名前であること。


ブログをはじめるときはモチベーションが高くても、仕事や家事などで忙しいと面倒になるときも必ずやってきます。そうして大部分の人がやめていくのがブログというもの。

続けることが何より大事と考えると、愛着が持てるブログ名(およびコンテンツ)であることがいちばん重要でしょう。


ブログ名が長くて覚えにくくても、コンテンツの想像がつきにくくてもうまくいくことはある。

一方、自分のブログが好きになれないと続かないので成功のしようがありません。

ポイント無視して長すぎるブログ名をつけた結果がこちら

私のメインブログは、開設当初「おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?」という名前でした。

とても長いブログ名をつけた場合のメリット・デメリット

本を裁断・スキャンしてデータ化する、いわゆる『自炊』がメインコンテンツだったこと、そしてジョジョ好きだったことからこの名前に。

自分は気に入っていたのでいいのですが、読んでくださった方はきっと「長っ!」と思ったに違いない。


では、実際に長いブログ名をつけた場合にどのようなメリット・デメリットがあるのか、私の体験から紹介。

◯ インパクトが抜群

大抵の読者さんは、検索やSNS等で記事を直接読みに来る場合が多いです。

つまり、その記事が何のブログに書かれているかは意識していないことがほとんどということ。


そんな方が記事を見に来た場合、当ブログの名前を見て「何、このブログ。名前長っ!」とかなりのインパクトを残すことができるに違いありません。

なんたって
 「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない(25文字)」
よりも長いブログ名
 「おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?(30文字)」
ですからね。


「◯◯の日記」「◯◯ブログ」「◯◯.com」なんていうよくある(失礼)短いブログ名は覚えやすいですが、大抵のブログは同様に短いためデザイン等で工夫しなければ覚えられにくいと考えられます。

例えば普通なら3回訪問しないと覚えられない(≒ 購読されない)ところ、もしかすると2回で認知されて固定の読者さんになってくれるかもしれません。

◯ ブログ名にネタを仕込みやすい

長いブログ名だと、文字数分様々なネタを仕込みやすいです。

例えば当ブログの名前は、有名なDIO(ジョジョの奇妙な冒険)のセリフ

 

「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
(第3巻 P149)

のオマージュ。


自炊(本の電子化)のブログを書こうと考えたとき、ふと思いついたタイトルが気に入ってそのままつけたものです。

突然「おまえ」という単語が出てきて不快に感じる人ももしかしたらいるかもしれませんが(すみません)、ジョジョファンであればすぐに理解して、きっと高い確率でブログを読んでくれるに違いありません。

× 覚えてもらいにくい&呼んでもらいにくい

多くのブロガーに長いブログ名が敬遠されるのは、やっぱり「覚えてもらいにくい」が一番でしょう。

私も、オフ会などでブログを読んでくれている方にお会いしたとき「あ、『おまえは今までナントカ』の人ですね!」とか「『おまえは覚えているか?』ってやつですよね!」と言っていただくのですが、未だフルネームで正確に呼ばれたことはゼロです。


ネットで精力的に活動されてる方の多くに「ブログ名変えた方がいいよ」と言われましたよ。。。

× 検索もしてもらいにくい

いざ長いブログ名を検索しようとしても、まずフルネームが出てこないので圧倒的に不利。


「おまえは スキャン」「おまえは 覚えているのか」とかで検索されてるのを見ると、なんだか申し訳なくなります。。。
(いずれも上位には表示されるので、取りこぼしはないと信じたいですが)

短いブログ名であれば、このようなことは無いでしょう。

× ツイート等にブログ名は入れたくても入れられない

Twitter等でシェアする際、アプリの設定によってはブログ名が自動的に挿入されるものがあります。

そんなとき、ブログ名が長いとそれだけで一気に文字数オーバーとなってしまう場合も。


タイトル部分の文字を削ってツイートされれば良いですが、面倒になってシェアを辞めてしまうなんてことがあったとしたら・・・とてももったいない。

× デザインが限定されてしまう

短いブログタイトルであれば、スッキリとしたシンプルなデザインにすることも、画像やウィジェット等で飾って情報量の多いデザインにすることもできます。

ですがタイトルが長いと、前者のスッキリしたデザインがちょっと難しくなります。


なるべく色の数や広告などを減らして工夫したとしても、タイトルだけでどうしてもごちゃっとした印象を与えてしまいかねません。

あとがき

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA